

多様な文化をもつ多民族が暮らすフィリピン。ミンダナオ島のティボリ民族の女性たちは、芭蕉の繊維を使ったティナラク織の技術を受け継いでいます。一流の織手になると、夢で見た模様を織ることができるといわれています。そう聞くと、美しさに加えて不思議な力も感じます。お財布はカード収納など、使いやすい工夫も凝らされています。
〇 ティナラク織 財布
サイズ:縦9cm×横24.3cm
素材:芭蕉繊維
フィリピン・ミンダナオ島で暮らす先住民族であるティボリ民族。その女性たちがティナラク織の作り手です。彼女たちと生活をともにしながら製品を日本に紹介しているのは、ティナラク織の会・カフティを主宰する森田奈美さん。生産者組合グループや個人の作り手から直接製品を仕入れています。織物の工程はアバカ(糸芭蕉)の繊維から糸を作ることから始まり、草木染め、織り、仕上げの段階まで一人の作り手が全てを担います。特徴的なのは、その絣模様。100種類ほどの伝統的な模様は夢のお告げを織り込んでいるといわれます。また、織り上がった布を宝貝でなめすようにこすることでコーティングしたような光沢が出ます。